POLA MUSEUM ANNEXに行ってきた
こんばんは。梅雨入りしてから湿気が多くてスッキリしませんね!でも嫌じゃないです。
6月になってから、書き残したい展示をたくさん見ているのですが、更新をさぼっています。最近行ったのは以下:
パナソニック汐留ミュージアム「日本、家の列島」
横浜美術館「ファッションとアート 麗しき東西交流」
LIXIL GALLERY「伊藤豊雄」
SISEIDO Gallery「吉田志穂」
Maison HERMES「水の三部作2 アブラハム・クルズヴィエイガス」
POLA MUSEUM ANNEX「田原桂一 Les Sens」
今回はPOLAの展示をピックアップしたいと思います。国際的に活躍された素敵な写真家/芸術家の田原さんが、会期を迎える前になくなられてしまったそうです。謹んでお悔やみ申し上げます。
※画像は私のInstagramアカウントにリンクしています
展覧会名:田原桂一 Les Sens
会場:POLA MUSEUM ANNEX
会期:2017年6月9日~7月9日
パナソニックの家の列島展を見に行く前に、せっかくだからギャラリーに行こう!と思い立ち寄ったのが、銀座のPOLA3階にあるこのギャラリー。基本的に入場料は無料。Maison HERMESほどの広さは無いものの、落ち着いた空気の中で作品を感じられます。
正直なところ、きちんと田原桂一さんの作品を拝見したのはこれが初めてでした。もっと前からしっかり知って見ておきたかったと後悔しました。
田原さんは20歳で渡仏されて以降、国際的に活躍された写真家の方で、彫刻やインスタレーションなど写真以外の作品も制作されていたとのこと。今回の展示では「手」を主題とした作品シリーズを、ある種の庭のような空間の中に展示されています。実際に足を踏み入れて驚いていただきたいので、詳細は省略します。
田原さんのこれまでの作品を詳しく存じ上げないので、文脈の中のひとつのシリーズとして何も言うことができないのですが、もっとここに居たい・見ていたいと思う展示内容でした。(もちろん個人の好みによると思いますが。)今年の9月には、品川の原美術館で田中泯さんとのフォトセッション展の開催も予定しているそうです。
以前、平面作品を作っている方にお話を聞いてみたら、ホワイトキューブ(いわゆる白い壁の四角い展示空間のイメージ)、もっと変則的な展示空間(ワタリウム美術館とか)、そもそも展示用に作られていない空間(極端な話、駐車場とか)、それぞれ展示場所に拘る方、そうでない方、色々いらっしゃるようでした。アートと見る人との関わりあい方が変化しているぶん、展示空間もこれからさらに変わっていっても良いのかな、なんて考えました。
最後のほうで話がそれてしまいましたが、今回はここまで。