たけのノート

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五島美術館に行ってきた

おはようございます。皆さまゴールデンウィークいかがお過ごしでしたか?働いてましたか?ごろごろしてましたか?それとも遊びすぎて疲れちゃいましたか?わたしは前職が休祝日出勤だったので、何していいか分からず戸惑いました。結局は出歩いていたんですが。(たぶん人生最後の学生ゴールデンウィークだし、と思ったら急に焦りました。)

 

 そんなわけで、この連休中に、ずっと気になっていた五島美術館に行ってきたので感想を書きます。今回は展示内容ではなく美術館そのもの(というか主に庭園)についてです。連休ボケで日本語がおかしくなってきてるね。気にしないでください。

 

美術館:五島美術館

最寄り駅:東急大井町線 上野毛駅

設立:1960年4月18日

所蔵作品:主に日本および東洋の古美術品

 

 若い人にはあまり知られていない美術館というイメージだったんですが、案の定、同年代の来館者は少なかったです。が、ちょっとそれがもったいない。五島美術館の所蔵作品数はおよそ5,000件。コレクションにはなんと、国宝5件と重要文化財50件も。あの平安時代の「源氏物語絵巻」まであります。創設者の五島慶太氏が鉄道事業のかたわら美術品を熱心に蒐集していたそうで、それらを広く一般に公開することを目的としてこの美術館が設立されたそうです。 古美術は詳しくないし・・・という方にとっても、展示スペース自体はそこまで広くないですし(とても狭いわけでは無いのですが)、良作・名作をまとめて見られるところはお得感があるかなと思います。

 

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 そしてこの美術館を訪れる多くの人が楽しみにしているであろう、建物と庭園が最大のみどころでもあります。正直に白状すると、わたしは今回お庭の散策目的で来ました。(作品展示もちゃんと楽しんできましたが、ただお庭を歩いてみたかったのです。)敷地面積は、庭園を含めて約6,000坪。庭園はどこかの記念公園かと思うくらいに広かったです。5月は木々の緑が瑞々しくて風も心地よく、ウグイスのさえずりまで楽しめて、訪れるには本当に良い時季だなと思いました。暑くなる前に来ることをオススメしたいです。上野毛駅から徒歩で行けます。途中においしそうなサンドイッチ店があったな~。ちなみに帰りは庭園奥の出口から出てみたら、二子玉川駅まで歩けました。

 

 なんだかろくに感想を書かずに記事を終えてしまいそうです。それでもこうして各地に個人のコレクションを中心とする美術館が開かれていることは、本当にありがたいなと思います。だって個人で楽しむだけだっていいのに。最近の例でいうとZOZOTOWNの社長さんも現代アート作品の蒐集をしていて、将来的に美術館を開いて展示することを考えているそうです。(開業お待ちしてます!)

  

  以上、今回は「五島美術館に行ってきたよ」という報告でした。